WINシステム自体は下記の論文を参考にしてみてください。
卜部 卓,1994,多チャンネル地震波形データのための共通フォーマットの提案 , 日本地震学会講演予稿集 , No.2, P24
WSLgでGMT6を動かしてみた(Windows11 + WSLg + GMT6)
Windows11の新機能、WSLgをGMT6と組み合わせて活用してみました
上記に書いてあったWINシステム動かない問題が簡単に解決したのでメモです。
Manpage of win
CentOS | 備忘録
主にfortran90/95,シェルスクリプト,GMT4&5&6,gnuplot,Linuxマシン(Debian8&9,CentOS7,RHEL6)に関する個人的メモ
こちらのサイトにほぼ答えが書いてありました。
【エラー内容】
win -mで地図モードでの起動は行えるが,trgファイルを指定して波形を見ようとすると
WINDOWIDを指定しろとエラーが出る.
http://yellowgreen74.jugem.jp/?cid=13
まんま上記のエラーがWSLgでも発生します。
解決方法
※ここではbashを使用している前提で記載をしています。
cshやtcshを使用されている方は適宜読み替えてください。
結論としては、WINDOWIDを環境変数に加筆するだけです。
WINDOWIDを下記で調べます。
xwininfo -int
特に環境変数などをいじっていなければ:0と出力されるはずです。
.bashrcをテキストエディタで開いて
vim .basrc
とし、最下段に下記を加筆します。
export WINDOWID=':0'
上書き保存してリフレッシュすればOKです。
※csh系はexportをsetenvに読み替えてください。
実行
というわけで実行してみます。
いつものサンプルデータである991109.064607をWINで実行します。
win 991109.064607
この結果が、
無事にウィンドウが立ち上がりました。
ちゃんとマニュアル読めばよかった
ついに、WINシステムもWindowsで動かせるようになりました。
より地震波解析が便利になりそうです。
今回はここまで。
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