
gmt meca の使い方
GMTのmecaモジュールについて説明しています。
https://www.fnet.bosai.go.jp/event/search.php?LANG=ja
能登半島の地震をプロットしようと思ったら、防災科学技術研究所のF-netのメカニズム解の出力フォーマットが選べなくなっていました。
USGSなどのサイトと比較すると、色々思うのですが、安芸・リチャーズの方法は描けたので、共有します。
安芸・リチャーズ方式の発震機構(-Sa)
chatGPTって便利ですね。やりたいことをちゃんと伝えるのが大変ですが。。
F-netの震源メカニズム検索サイトで出力された結果を、txtファイルに保存して下記スクリプトを実行してください。
URLという変数はF-netのサイトを読んで察してください。
#!/bin/bash
# ローカルのファイル先を指定したりURLを入力してください。
url=""
input=""
rm -f mecha.txt mecha_aki.txt
# データ収集(URLから取得する場合のみ)
wget $url -O $input
## 安芸・リチャーズ
## 1,2行目は削除してカンマ区切りにする
sed -e 1,2d $input | sed -e 's/ */,/g' | awk -F"," '{print $4,$3,$5,$8,$9,$10,$6}' > mecha.txt
## 負の値の対応
sed -e 's/;[0-9]*//g' mecha.txt | sed -e 's/-\([0-9]*\)-\([0-9]*\)/-\1/g' > mecha_aki.txt
# GMT
gmt begin aki_mecha png
gmt basemap -JM12 -R120/150/20/50 -Bafg -BWSNE+t"Aki_mecha"
gmt coast -Df -W0.25 -Glightgray -Slightcyan -LJBR+jTR+o0/1+c40+w200+f
gmt makecpt -Cseis -T0/50/1 -Z
gmt meca "mecha_aki.txt" -Sa0.5 -C
gmt colorbar -DJBR+jBL+o2/0+w-5/0.2 -Baf+l"Depth(km)"
gmt end
なんとなく恣意的なものを感じるので、画像をアップするのはやめておきます。
モーメントテンソル

【令和最新版】F-netの発震機構解をモーメントテンソルで描きたい(仮)
再びchatGPTと協働でF-netのモーメントテンソル解を描いてみようと思ったのでした。
コメント
MT解についてなのですが、
Mrr = Mzz
Mtt = Mxx
Mff = Myy
Mrt = Mxz
Mrf = Myz * -1.0
Mtf = Mxy * -1.0
として描けるかと(間違えてたらすみません)
コメントありがとうございます。幸甚です。
やってみているのですが、何かが負の値になるとgmtに怒られるのです。。