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震源分布図を描く その1

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今日は実践的なことをしてみよう。

気象庁ホームページについて | 気象庁
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★ 気象庁ホームページで公開している数値データ、簡単な表・グラフ等は著作権の対象ではありませんので、これらについては自由に利用できます。

気象庁|2020年08月31日の震源リスト
2日前までの地震の震源リストや震央分布図を日別に掲載しています。

というわけで、ここから2020年8月31日に発生した震源リストを持ってきて震源分布図を描いてみよう。

気象庁のデータは度分秒表記なので、度のみの表記に直したものを次ページに載せました。
コピペして hypo.txt という名前で保存してください。

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地図の枠を描く

gmt basemapの使い方
GMTのbasemapモジュールについて説明しています。

地図の枠を描くにはbasemapを用いる。
日本を描きたければ -R120/150/20/50 くらいが丁度いい。

#!/bin/bash
gmt begin hypo png
    gmt basemap -JM12 -R120/150/20/50 -Bafg -BWSNE
gmt end

海岸線を描く

gmt coast の使い方
GMT6のcoastモジュールについて説明しています。

海岸線を描くにはcoastを用いる。

#!/bin/bash
gmt begin hypo png
    gmt basemap -JM12 -R120/150/20/50 -Bafg -BWSNE
    gmt coast -Df -W0.25 -LJBR+jTR+o0/1+c20+w500+f
gmt end

※ 位置コードについては下記参照

位置コードについて
凡例やスケールの際に用いる位置コードについて説明しています。

カラーパレットを作る

gmt makecpt の使い方
GMTのmakecptモジュールについて説明しています。

深さ別に色を付けたいのでカラーパレットを作成する。
カラーパレットを作成するにはmakecptを用いる。

※ 今回のカラーパレットはseisをベースとする。震源の深さは200kmくらいまで取ればいいでしょう。

#!/bin/bash
gmt begin hypo png
    gmt basemap -JM12 -R120/150/20/50 -Bafg -BWSNE
    gmt coast -Df -W0.25 -LJBR+jTR+o0/1+c20+w500+f
    gmt makecpt -Cseis -T0/200/1 -Z
gmt end

震源を描画する

gmt plot の使い方
GMTのplotモジュールについて説明しています。

震源を描画するにはplotを用いる。円はSc

※ データは「経度・緯度・深さ・マグニチュード*0.1」にしたいので、awk で並べ替える。

#!/bin/bash
gmt begin hypo png
    gmt basemap -JM12 -R120/150/20/50 -Bafg -BWSNE
    gmt coast -Df -W0.25 -LJBR+jTR+o0/1+c20+w500+f
    gmt makecpt -Cseis -T0/200/1 -Z
    awk '{print $2,$1,$3,$4*0.1}' "hypo.txt" | gmt plot -Sc -W0.25 -C
gmt end

カラースケールを描く

gmt colorbarの使い方
GMTのcolorbarモジュールについて説明しています。

カラースケールを描くにはcolorbarを用いる。
今回は高さ5cm、幅0.2cmとした。0が上になることに注意!

#!/bin/bash
gmt begin hypo png
    gmt basemap -JM12 -R120/150/20/50 -Bafg -BWSNE
    gmt coast -Df -W0.25 -LJBR+jTR+o0/1+c20+w500+f
    gmt makecpt -Cseis -T0/200/1 -Z
    awk '{print $2,$1,$3,$4*0.1}' "hypo.txt" | gmt plot -Sc -W0.25 -C
    gmt colorbar -DJBR+jBL+o2/0+w-5/0.2 -C -Baf+l"depth"
gmt end

これで一通り完成。
深発地震が発生しているので、makecpt の所で -T0/400/1 くらいにしてもよかったかも。

DEMを描く(発展)

grdcut・grdgradient・grdimageの使い方
GMTのgrdcut・grdgradient・grdimageモジュールについて説明しています。

説明は省略。

#!/bin/bash
gmt begin hypo png
    gmt basemap -JM12 -R120/150/20/50 -Bafg -BWSNE
    gmt makecpt -Cgeo -T-8000/8000/200 -Z
    gmt grdcut @earth_relief_15s -R120/150/20/50 -Gdem.nc
    gmt grdgradient dem.nc -Ggrad.grd -A45 -Ne0.8
    gmt grdimage dem.nc -Igrad.grd -C
    gmt coast -Df -W0.25 -LJBR+jTR+o0/1+c20+w500+f
    gmt makecpt -Cseis -T0/200/1 -Z
    awk '{print $2,$1,$3,$4*0.1}' "hypo.txt" | gmt plot -Sc -W0.25 -C
    gmt colorbar -DJBR+jBL+o2/0+w-5/0.2 -C -Baf+l"depth"
gmt end

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